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ニューヨーク外国為替市場概況・21日 ドル円、続伸

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は158.30円と前営業日NY終値(158.15円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。米国によるデンマーク自治領グリーンランドの取得を巡り、米欧間の緊張が高まるとの懸念から米国資産売りとしてドル売りが先行。22時前に一時157.75円と日通し安値を付けた。
 ただ、トランプ米大統領が世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の講演でグリーンランド領有に向けた意欲を示した一方、武力行使に否定的な考えを示すと、米欧対立激化への懸念がひとまず緩和。前日の安値157.48円が目先サポートとして働いた面もあり、下げ渋った。
 NY午後に入り、トランプ米大統領が自身のSNS上で「NATOとグリーンランドに関する将来の協定の枠組みを策定」「2月1日に発効予定だった関税は発動しない」と表明すると、米欧対立激化への懸念がさらに後退。足もとで進んでいた米国の「トリプル安(株安・債券安・通貨安)」を巻き戻す動きが活発化した。ダウ平均は一時800ドル超上昇し、米長期金利の指標である10年債利回りは4.24%台まで低下。ドル買い戻しも優勢となり、4時30分過ぎに一時158.53円まで値を上げた。

 ユーロドルは3営業日ぶりに反落。終値は1.1685ドルと前営業日NY終値(1.1725ドル)と比べて0.0040ドル程度のユーロ安水準だった。23時前に一時1.1743ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1768ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。トランプ米大統領の発言を受けて、欧米関係悪化への懸念が後退すると全般ドル買い戻しが優勢となり、5時30分前に一時1.1676ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円も3日ぶりに反落。終値は184.98円と前営業日NY終値(185.43円)と比べて45銭程度のユーロ安水準。ただ、NY市場に限れば狭い範囲内でのもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日の参考レンジ
ドル円:157.75円 - 158.53円
ユーロドル:1.1676ドル - 1.1743ドル
ユーロ円:184.82円 - 185.54円

(中村)
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