欧州マーケットダイジェスト・27日 株まちまち・金利上昇・ドル安

(27日終値:28日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=152.76円(27日15時時点比▲1.74円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.01円(▲0.48円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1980ドル(△0.0103ドル)
FTSE100種総合株価指数:10207.80(前営業日比△58.95)
ドイツ株式指数(DAX):24894.44(▲38.64)
10年物英国債利回り:4.525%(△0.028%)
10年物独国債利回り:2.875%(△0.008%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
1月仏消費者信頼感指数
         90        90

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は軟調。日本時間夕刻に一時154.88円と日通し高値を付けたものの、上値は重くすぐに失速した。日米協調介入への警戒感が根強い中、まとまった規模の円買い・ドル売りが入ると一目均衡表雲の下限153.64円や前日の安値153.31円を下抜けて目先のストップロスを誘発。一時153.19円まで下落した。そのあとは154.19円付近まで急速に値を戻すなど、不安定な値動きとなった。
 NYの取引時間帯に入ると、片山さつき財務相が主要7カ国(G7)財務相オンライン会合後に「(為替)米国当局と緊密連携しながら適切な対応を取る」などと発言。再び売りが優勢となり、3時過ぎに一時152.57円と昨年10月30日以来の安値を付けた。

・ユーロドルは底堅い動き。欧州勢参入直後は利食い売りが先行し一時1.1850ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1834ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。NY勢参入後はドル全面安となった流れに沿って、2時前に一時1.1990ドルと2021年6月以来約4年7カ月ぶりの高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)の次期議長人事を巡る不透明感や米政府機関が閉鎖されるリスクなども意識されて、ドル売りが出やすい地合いだ。
 なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時96.16と22年2月以来の低水準を付けた。

・ユーロ円は下値が堅かった。欧州市場序盤のドル円の急落につれた売りが先行すると一時182.13円まで値を下げたものの、前日の安値181.79円が目先サポートとして働くと徐々に買い戻しが進んだ。NY市場ではドル円の下落よりもユーロドルの上昇に強く影響を受けて、183.43円付近まで下げ渋った。

・ロンドン株式相場は続伸。本日の日本株や韓国株などアジア株相場が堅調に推移したことで、投資家心理が改善。英株にも買いが波及した。HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が買われたほか、ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は4日ぶりに小反落。上昇して始まったものの、買い一巡後は前日終値近辺でのもみ合いに転じた。新規材料難から様子見ムードが広がり、大きな方向感は出なかった。個別ではGEAグループ(3.43%安)やドイツ証券取引所(2.77%安)、SAP(2.69%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。株高を受けた。

(中村)
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