ニューヨーク外国為替市場概況・27日 ドル円、小幅続落

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅ながら続落。終値は163.75円と前営業日NY終値(163.83円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。米国がイランへの攻撃を一時停止したことを受けて中東情勢の緊張が緩和。欧州序盤には一時163.33円まで下落した。
 ただ、NY市場では買い戻しが目立った。週明け早朝取引で付けた163.78円を上抜けて、4時前に一時163.80円まで値を上げた。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測や日本の財政悪化を巡る懸念も根強く、円売り・ドル買いが出やすい面もあった。
 もっとも、前週末の終値163.83円や高値163.94円、23日に付けた39年8カ月ぶりの高値163.99円が目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服した。

 ユーロドルはほぼ横ばい。終値は1.1369ドルと前営業日NY終値(1.1370ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。NY勢が本格参入したあとは全般ドル買いが優勢となり、4時30分前に一時1.1367ドルと日通し安値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時101.54まで上昇した。
 なお、トランプ米大統領は「イラン側が代理人を通じて会談を要請してきた」「イランと会談を行う、良い結果につながる可能性がある」「イランと合意に至る可能性がある」などと述べた。また、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)関連の質問に対しては「コストは急速に低下している」「金利は引き下げられるべきだ」などと話した。

 ユーロ円は小幅続落。終値は186.15円と前営業日NY終値(186.27円)と比べて12銭程度のユーロ安水準。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出た。0時過ぎに一時186.13円と本日安値を更新した。

本日の参考レンジ
ドル円:163.33円 - 163.80円
ユーロドル:1.1367ドル - 1.1418ドル
ユーロ円:186.13円 - 186.74円

(中村)
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