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ニューヨーク外国為替市場概況・10日 ドル円、続落

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続落。終値は154.39円と前営業日NY終値(155.88円)と比べて1円49銭程度のドル安水準だった。12月米小売売上高や10-12月期米雇用コスト指数が予想を下回ると、米長期金利の低下とともに円買い・ドル売りが先行。明日11日の1月米雇用統計が低調な内容になるとの観測も相場の重しとなり、1時30分前に一時154.06円と日通し安値を更新した。市場では「衆議院選挙での自民党圧勝を受けて、高市政権が消費税の減税などについて慎重に進めるとの見方から円を買う動きも出ていた」との指摘があった。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するローガン米ダラス連銀総裁が「インフレ率が低下し、労働市場が安定すれば、追加利下げは不要」と述べたほか、ハマック米クリーブランド連銀総裁が「今後発表される経済データを当局が評価する間、政策金利は長期にわたり据え置かれる可能性がある」と発言すると、154.59円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。

 ユーロ円は大幅に続落。終値は183.66円と前営業日NY終値(185.71円)と比べて2円05銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落をきっかけに全般円買いが優勢になると、1時30分前に一時183.45円と本日安値を付けた。
 ユーロ円以外のクロス円もさえない展開。ポンド円は一時210.49円、豪ドル円は109.03円、NZドル円は93.20円、カナダドル円は113.83円、スイスフラン円は200.94円、メキシコペソ円は8.93円まで値を下げた。

 ユーロドルは3営業日ぶりに小反落。終値は1.1895ドルと前営業日NY終値(1.1914ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。NY市場に限れば大きな方向感は出なかった。前日に上昇した反動で売りが先行すると一時1.1889ドルまで下落したものの、米経済指標の下振れをきっかけに買い戻しが優勢になると、23時30分過ぎに一時1.1929ドルと日通し高値を付けた。ただ、そのあとはユーロ円の下落につれた売りなどが出て1.1887ドルと日通し安値を付けた。ローガン氏やハマック氏の発言も相場の重しとなった。

本日の参考レンジ
ドル円:154.06円 - 156.29円
ユーロドル:1.1887ドル - 1.1929ドル
ユーロ円:183.45円 - 186.00円

(中村)
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