ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、さえない

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円はさえない。24時時点では156.87円と22時時点(156.94円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数が23.1万件と予想の21.2万件より弱い内容だったことが分かると円買い・ドル売りが先行。22時30分過ぎに一時156.54円と日通し安値を付けた。
 一目均衡表雲の上限が位置する156.36円がサポートとして意識されると下げ渋る場面もあったが、その後発表の12月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が654.2万件と予想の720.0万件を下回ると再び弱含んだ。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.1798ドルと22時時点(1.1799ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。低調な米雇用関連指標を受けてユーロ買い・ドル売りが優勢になると一時1.1822ドルと日通し高値を更新した。米長期金利の低下も相場の支援材料。ただ、前日の高値1.1838ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
 なお、欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置くことを決めたと発表。声明では「物価が中期的に目標の2%で安定することを再確認」「今後の政策運営はデータ次第で特定の経路を事前に確約しない」と指摘し、従来の方針を維持した。また、ラガルドECB総裁は理事会後の記者会見で「ユーロ高は外部環境の課題を増大させる」「ユーロ高はインフレ率を目標未満に押し下げる可能性」と述べ、本日の理事会で為替について議論したことを明らかにした。

 ユーロ円は24時時点では185.08円と22時時点(185.18円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれた売りが先行すると一時184.88円付近まで値を下げたものの、アジア時間に付けた日通し安値184.71円が目先サポートとして働くと下げ渋った。ユーロドルの上昇につれた買いも相場を下支えした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.54円 - 157.34円
ユーロドル:1.1780ドル - 1.1822ドル
ユーロ円:184.71円 - 185.50円

(中村)
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