ニューヨーク外国為替市場概況・3日 ドル円、3日続伸

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅ながら3日続伸。終値は155.75円と前営業日NY終値(155.63円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが先行すると、23時過ぎに一時156.08円と1月23日以来の高値を付けた。ただ、156円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米長期金利が低下に転じたことも相場の重し。市場では「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測された」との声も聞かれた。
 「アラビア海で米空母に接近したイランのドローンを米軍が撃墜」との一部報道をきっかけに、米国株相場や日経平均先物が下げ幅を拡大すると一時155.53円付近まで上値を切り下げた。
 もっとも、下押しは限定的だった。米下院はこの日、9月末までの歳出をまかなう予算案を可決。トランプ米大統領が署名し、成立した。政府機関の一部閉鎖が終了したことで、ドル円にも買い戻しが入った。

 ユーロドルは3営業日ぶりに反発。終値は1.1819ドルと前営業日NY終値(1.1791ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると、23時過ぎに一時1.1780ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1776ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローや、イランを巡る地政学リスクの高まりを背景としたドル売りも出て、2時30分前に一時1.1829ドルと日通し高値を付けた。その後の下押しも1.1806ドル付近にとどまった。

 ユーロ円は3日続伸。終値は184.10円と前営業日NY終値(183.49円)と比べて61銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入り、取引終了間際に一時184.20円と日通し高値を付けた。

 代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは下落。対ドルでは一時7万2877ドル前後と2024年11月以来の安値を更新したほか、対円では1136万円台と昨年4月以来の安値まで売られた。 

本日の参考レンジ
ドル円:155.31円 - 156.08円
ユーロドル:1.1780ドル - 1.1829ドル
ユーロ円:183.37円 - 184.20円

(中村)
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