ニューヨーク外国為替市場概況・2日 ドル円、続伸

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は155.63円と前営業日NY終値(154.78円)と比べて85銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが上昇に転じたことなどを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。1月米ISM製造業景況指数が52.6と予想の48.5を上回ったことが分かると全般ドル買いが活発化し、4時30分過ぎに一時155.79円と日通し高値を付けた。市場では「米連邦準備理事会(FRB)の次期議長に金融緩和に慎重だと目されるケビン・ウォーシュ元FRB理事が指名されたことを受けて、引き続きドル買いが入りやすかった」との声も聞かれた。
 なお、一目均衡表基準線155.78円や雲の上限156.11円がレジスタンスとして意識されると上昇は一服したものの、下押しは限定的だった。

 ユーロドルは続落。終値は1.1791ドルと前営業日NY終値(1.1851ドル)と比べて0.0060ドル程度のユーロ安水準だった。NY勢の本格参入後は全般ドル買いが目立つ展開。1月米ISM製造業景況指数が予想を上回るとユーロ売り・ドル買いが優勢となり、4時過ぎに一時1.1776ドルと日通し安値を更新した。
 なお、米労働省労働統計局(BLS)はこの日、「政府機関の一部閉鎖の影響で、今週6日に予定していた1月米雇用統計の発表を延期する」と明らかにした。3日の12月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数の公表も延期する。

 ユーロ円は小幅続伸。終値は183.49円と前営業日NY終値(183.43円)と比べて6銭程度のユーロ高水準。ドル相場となったためユーロ円自体は方向感が出にくい状況となった。NY市場に限れば183円台半ばでの狭いレンジ取引に終始した。

本日の参考レンジ
ドル円:154.55円 - 155.79円
ユーロドル:1.1776ドル - 1.1875ドル
ユーロ円:183.14円 - 184.28円

(中村)
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