12日香港株=軟調か、米利下げ観測が後退 持ち高調整の売りも

 12日の香港市場は軟調か。米利下げ観測の後退と米長期金利の上昇が嫌気されそうだ。11日に発表された米雇用統計では非農業部門雇用者数(NFP)が13万人増と、予想の5万5000人を大幅に上回った。失業率は4.3%と昨年12月の4.4%から低下し、市場予想の4.4%も下回った。良好な雇用統計を受けて先行きの利下げ期待が後退し、米10年債利回りが上昇した。

 香港市場では来週、春節(旧正月)連休が始まる。持ち高調整の売りが重荷となる可能性があるほか、連休を前に積極的にリスクを取る動きは限られると予想する。

 11日のNY市場でダウ平均は66米ドル安と4営業日ぶりに反落。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続落した。ソフトウエア関連銘柄の売りが目立った一方、半導体関連の一角が上昇した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株ではアリババ集団(09988)が香港終値を上回った半面、美団(03690)、テンセント(00700)、HSBC(00005)が下回って引けた。

(小針)
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