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NY為替見通し=FOMC議事要旨に注目も、ドル円は153円台をメインに方向感鈍いか

 本日のNY市場では12月住宅着工件数・建設許可件数、12月耐久財受注など複数の米経済指標の発表や、1月27-28日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表される予定だ。また、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)副議長の講演も予定されており、その内容にも注目したいが、ドル円が一方向に大きく傾く手がかりは乏しいと見られ、153円台をメインとした方向感に欠ける動きが続くと見込んでいる。

 FRBは1月のFOMCで4会合ぶりに政策金利の据え置きを決定した。昨秋からの利下げサイクルを継続すべきかどうか、経済動向を慎重に見極める必要があると判断した。据え置き決定にウォラーFRB理事とミランFRB理事は0.25%の利下げを主張した。議事要旨で今後の政策見通しについてFRBメンバーらの見解を確認したいが、大きなヒントにはならないだろう。

 最近の米経済指標は今後の金融政策をめぐり、鮮明なシグナルを示したとは言えず、FRBメンバーらも金利の据え置きと利下げに分かれた発言が交錯している。ドル円は高市政権の財政政策、トランプ米大統領の言動に気を配りながら今後の日銀の利上げ・FRBの利下げを見極める展開が続きそうだ。

 本日、高市第2次内閣が発足した。20日には首相の施政方針演説や財務相による財政演説などが行われる予定だ。衆院選後の政治の安定などで円の買い戻しが入ったが、市場の高市政権の財政拡張方針への懸念は根強い。まずは衆院解散により審議開始が遅れた2026年度予算案の早期成立が当面の課題になりそうだ。

・想定レンジ上限
 ドル円、17日高値153.92円や11日高値154.65円が上値めど。

・想定レンジ下限
 ドル円、本日これまでの安値153.07円や13日安値152.60円が下値めど。

(金)
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