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ロンドン為替見通し=欧州PMIと英小売売上高に注目、緊迫するイラン情勢が不透明感を強める

 本日のロンドン為替市場では、欧州で2月購買担当者景気指数(PMI)・速報値が相次いで発表されるほか、英では小売売上高の発表もあるなど、経済指標を確認しながらの動きとなるか。

 まず経済指標は、冒頭で触れたユーロ圏各国のPMIに注目したい。市場予想は、製造業は独・ユーロ圏ともに前月を上回る見通し。独は好不況の分岐点である50を上回れるかにも注目。仏は前月を下回るも50は上回ると見られている。サービス業は、独は前月比で横ばいだが仏・ユーロ圏が前月を上回る見通し。ユーロは結果に一喜一憂する展開となるかもしれない。

 また、英では序盤に発表される1月小売売上高をまずは確認しておきたい。市場予想は前年比+2.8%/除自動車・前年比+3.6%と前回から伸び加速が見込まれている。欧州のPMI発表後には英でもPMIの発表が予定されており、製造業・サービス業共に前月からの小幅低下が見込まれている。足もとで3月利下げ観測が高まる中、弱い結果にはポンド売りで反応しやすいと見る。

 もしかすると経済指標以上に注意すべきなのは、足元で緊迫化しているイラン情勢かもしれない。昨日から本日にかけ、早ければ週末にも米国がイラン攻撃に踏み切るとの見方も出ており、関連報道には注意を払いたい。

 昨年6月にイスラエルとイランの軍事衝突が勃発した際、市場はドルとスイスフランの買いを選好した。今回は米国が直接的に関わることで、フラン買いが強まる場合はユーロやポンドに下押し圧力が掛かるかもしれない。また、米国が当事者ということでドル売り圧力が加わることも想定されるため、神経質な相場展開への備えもまた必要だろう。


想定レンジ上限
・ユーロドル:日足・一目均衡表の転換線1.1836ドル
・ポンドドル:ピボット・レジスタンス2の1.3555ドル

想定レンジ下限
・ユーロドル:200日移動平均線1.1654ドル
・ポンドドル:先月19日安値に付けた年初来安値1.3331ドル


(川畑)
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