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NY株見通しーイラン情勢を睨んだ神経質な展開か

 今晩は神経質な展開か。昨日はイランを巡る地政学リスクの高まりが嫌気され下落してスタートしたが、売り一巡後は押し目買いが強まった。ダウ平均は約600ドル安まで下落後、73.14ドル安(-0.15%)と下落幅を縮小して終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.60%安まで下落後、0.36%高で終了した。原油相場が急伸後に上昇幅を縮小したことや、エヌビディアやマイクロソフトなど財務基盤が強いハイテク・ジャイアントが上昇したほか、エネルギー株や防衛関連株の上昇も相場を押し上げた。

 今晩の取引では引き続きイラン情勢を睨んだ神経質な展開か。トランプ米大統領は「大きな波はまだ来ていない」とし、「最も激しい攻撃はこれから」とルビオ米国務長官もインタビューに答えたことで、さらなる大規模な軍事攻撃の可能性が高まった。紛争の激化懸念から再びリスク回避の動きが強まりそうだ。米政権からの発表や、原油相場の動向を睨んだ神経質な展開となりそうだ。

 今晩は主要な経済指標の発表はないが、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁やカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の講演などが予定されている。企業決算は寄り前にベストバイ、ターゲット、引け後にロス・ストアーズ、クラウドストライクなどが発表予定。(執筆:3月3日、14:00)
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