NY株見通しー上値の重い展開か 経済指標は新規失業保険申請件数など

 今晩は上値の重い展開か。昨日はダウ平均が238.14ドル高(+0.49%)と4営業日ぶりに反発し、ナスダック総合は1.29%高と反発した。イランの工作員が米中央情報局(CIA)に戦闘終結に向けた対話の用意があるとシグナルを送ったと報じられ、戦争終結期待が高まったことや、原油相場の上昇が一服したことが好感されたほか、強い経済指標を受けて米国の景気悪化懸念が和らいだこともセンチメントの改善につながった。ダウ平均は週初来で0.49%安とマイナス圏にとどまったものの、ナスダック総合は0.61%高と先週末水準を上回った。

 今晩は上値の重い展開か。昨日は主要3指数がそろって上昇したものの、イラン情勢は依然として先行き不透明感が強く、戦争終結などの明確な進展が見られるまでは不安定な展開が続きそうだ。経済指標では新規失業保険申請件数や2月チャレンジャー企業人員削減数などが注目されるが、金曜日には注目の1月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)が発表予定で、雇用統計待ちの展開も予想される。

 今晩の米経済指標・イベントは2月企業人員削減数、新規失業保険申請件数、1月輸入物価など。企業決算は寄り前にクローガー、引け後にコストコが発表予定。(執筆:3月5日、14:00)
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