ニューヨーク外国為替市場概況・24日 ドル円、反発

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は158.70円と前営業日NY終値(158.44円)と比べて26銭程度のドル高水準だった。米国・イスラエルとイランの軍事衝突を巡り、停戦に向けた交渉の先行き不透明感が意識される中、しばらくは158円台後半でのもみ合いが続いた。ただ、NY午後に入り、米2年債入札が低調だったことが分かると、米長期金利が上昇幅を拡大。全般ドル買いが優勢となり、2時過ぎに一時159.19円と日通し高値を更新した。
 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、「米政府は中東地域へ第82空挺師団の兵士約3000名を追加派遣する命令を下す方針を固めた」もよう。中東情勢を巡る懸念から原油先物相場が上昇し、「有事のドル買い」を誘った面もあった。
 WTI原油先物価格は1バレル=93.36ドル近辺まで買われたほか、米長期金利の指標である10年債利回りは一時4.4235%前後まで上昇した。
 もっとも、買い一巡後は伸び悩んだ。米長期金利が上昇幅を縮めたことや、政府・日銀による為替介入への警戒感が相場の上値を抑えた。取引終了間際には「米国の交渉担当者であるウィトコフ氏とクシュナー氏はイランとの1カ月間の停戦に向けて取り組んでいる」との報道が伝わり、原油安・株高・ドル安が進行。一時158.37円付近まで下押しした。

 ユーロドルは小幅ながら反落。終値は1.1608ドルと前営業日NY終値(1.1613ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。戦闘終結に向けた米国とイランの協議について、先行き不透明感がくすぶる中、しばらくは方向感に乏しい展開が続いていたが、NY午後に入ると弱含んだ。中東情勢を巡る懸念から原油先物が上昇したことでドル買いが優勢となったほか、米長期金利の上昇に伴うドル買いが入り、2時過ぎに一時1.1557ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。イスラエルのテレビ局チャンネル12が「米国はイランとの1カ月間の停戦に向けて協議」と報じたことで、全般ドル売りが優勢となり一時1.1628ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円は反発。終値は184.21円と前営業日NY終値(183.99円)と比べて22銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが先行したあとは、ユーロドルの買い戻しにつれた。取引終了間際に一時184.26円と日通し高値を付けた。

本日の参考レンジ
ドル円:158.28円 - 159.19円
ユーロドル:1.1557ドル - 1.1628ドル
ユーロ円:183.63円 - 184.26円

(中村)
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