ロンドン為替見通し=ユーロドル、第2回和平協議への期待感から堅調推移か

 本日のロンドン為替市場のユーロドルは、16日に予定されている米国とイランの第2回和平協議への期待感から堅調推移が予想される。
 
 また、トランプ米大統領のFOXニュースでの発言「戦争は終結間近だと考えている」の続報にも注目しておきたい。イラン戦争の停戦期限(米国東部時間21日)に向けて、米国とイランの第1回和平協議(11日)は決裂したものの、16日に予定されている第2回和平協議への期待感が高まっており、中東有事のドル買い持ちポジションの巻き戻しが進行している。
 16日開催という日付に関しては、トランプ米大統領が「イランとの戦闘終結に向けた交渉が2日以内にパキスタンで再開する可能性がある」と述べていること、関係筋の話として、第2回和平協議は16日を軸に数日以内を目処にしている、との発言からきている。

 一目均衡表のテクニカル分析では、雲の上限1.1794ドルを上回りつつあり、三役好転の買いシグナルが点灯しつつある。

 しかしながら、トランプ米大統領は予告した通りにホルムズ海峡の海上封鎖を開始しており、イランも戦闘終結条件の一つとして米国に賠償金(※推計2700億ドル)の支払いを求め、ホルムズ海峡を通る船舶から徴収を始めたとされる通航料も復興費用に充てる意向と報じられている。
 トランプ米政権は、賠償金の支払いを拒否する方針を示しており、停戦期限に向けて予断を許さない状況が続くことになる。

 今週は、ワシントンで国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合が開催されており、英米欧日の中銀高官の発言機会が予定されている。
 米国とイランによる第2回和平協議を控えて、リスクシナリオとしての戦争長期化、原油価格高騰に対する見解に注目していくことになる。

想定レンジ上限
・ユーロドル:1.1835ドル(2/23高値)
・ユーロ円:187.98円(ピポット・ターニングポイント)
・ポンドドル:1.3635ドル(2/17高値)
・ポンド円:216.72円(ピポット・ターニングポイント)

想定レンジ下限
・ユーロドル:1.1658ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:185.89円(4/13安値)
・ポンドドル:1.3437ドル(日足一目均衡表・雲の下限)
・ポンド円:213.67円(4/13安値)



(山下)
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