NY株見通しーイラン情勢を睨んだ神経質な展開か

 今晩は神経質な展開か。昨日はダウ平均が、4.87ドル安(-0.01%)と小幅ながら3営業日ぶりに反落し、ナスダック総合も0.26%安と14営業日ぶりに反落した。米国とイランの紛争終結見通しの不透明感や、それを受けた原油相場の上昇が相場の重しとなった。一方、小型株指数のラッセル2000は0.58%高と6営業日続伸し、連日で取引時間中と終値の史上最高値を更新した。ダウ輸送株とフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も続伸し、史上最高値の更新が続いた。

 今晩はイラン情勢を睨んだ神経質な展開か。米国とイランの和平交渉を巡っては、トランプ米大統領が合意した2週間の停戦について、延長の可能性は極めて低いとして、停戦期間は米国東部時間22日夜と表明した一方、仲介国のパキスタンは米・イランの高官と協議し、再協議のための調整を急いでいると報じられた。アジア時間ではNY原油相場が小安く推移しており、和平協議への期待感が続いており、再協議実現の可能性や原油相場を睨んだ展開となりそうだ。経済指標では3月小売売上高が発表されるほか、ウォーシュ次期米連邦準備理事会(FRB)議長の指名公聴会が開催され、FRBの独立性や金融政策を巡る次期議長の発言が注目される。

 今晩の米経済指標・イベントは3月小売売上高、3月中古住宅販売仮契約指数、ウォーシュ次期米連邦準備理事会(FRB)議長の指名公聴会など。企業決算は寄り前にGEエアロスペース、RTX、ユナイテッドヘルス、3M、引け後にインテューイティブ・サージカルなどが発表予定。(執筆:4月21日、14:00)
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