欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、急落

 30日の欧州外国為替市場でドル円は急落。20時時点では157.13円と17時時点(160.13円)と比べて3円程度のドル安水準だった。片山財務相に続き、三村財務官も「いよいよ断固たる措置をとる時が近づいている」「最後の退避勧告」と述べたことで介入警戒感が急速に高まり、円が全面高の展開となった。断続的にまとまった規模の売りが持ち込まれる形で一時156.67円まで大幅に値を下げた。短時間で高値から4円超の下落となったことで市場では「政府・日銀による為替介入が行われた可能性は否定できない」との声が聞かれている。

 ユーロ円も急落。20時時点では184.09円と17時時点(187.03円)と比べて2円94銭程度のユーロ安水準だった。介入警戒感から円が独歩高の展開となった。ユーロ円は183.48円、ポンド円は211.85円、豪ドル円は112.14円、NZドル円は91.96円までそれぞれ大きく下落した。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.1715ドルと17時時点(1.1679ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の大幅下落に伴う買いが入ったほか、原油先物価格が105ドル台前半まで急落していることも支えに一時1.1719ドルまで値を上げている。
 なお、ポンドドルはドル安が進んだ流れに沿って一時1.3532ドルまで上昇。英中銀は予想通り政策金利を3.75%で据え置いたことを発表し、同時に公表された英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨では「もし物価と賃金の悪循環が強まれば、利上げを行う準備がある」などの見解が示されたが、政策発表自体の反応は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:156.67円 - 160.72円
ユーロドル:1.1655ドル - 1.1719ドル
ユーロ円:183.48円 - 187.56円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。