株式明日の戦略-ソフトバンクGが崩れて大幅安、あすは米雇用統計を前に買い手控えか

 4日の日経平均は大幅反落。終値は931円安の67470円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり433/値下がり1079。東京エレクトロンやディスコなど半導体株の一角が大幅上昇。三菱重工やIHIなど防衛関連の動きが良かった。証券会社が投資判断を引き上げた福山通運が大幅上昇。経営統合観測が報じられたエディオンとヤマダHDがそろって買いを集めた。

 一方、弱さが目立ったソフトバンクGが11.3%安。電線大手の古河電工、住友電工、フジクラがそろって3%台の下落となった。証券会社が投資判断を引き下げた第一三共やパナソニックが大幅安。米国でセールスフォースやサービスナウなどSaasS関連が弱かったことから、フリー、Sansan、マネーフォワードなどが売りに押された。

 日経平均は大幅安。ソフトバンクGのマイナス寄与が750円近くあり、この銘柄の弱さが全体にも波及した。半導体株は強くAI関連が総崩れしたわけではなかったが、それで一時4桁安となってしまうと高値警戒感が意識される。あすは米国で5月雇用統計が発表される。ドル円が160円近辺と政府・日銀の介入が警戒される水準にあるだけに、注目指標を前にしては買いは手控えられそう。下に値幅は出たものの、後場に下げ渋ったことで終値(67470円)では5日線(67174円、4日時点)を上回った。チャートの形状が崩れているわけではないだけに、下げた場合には5日線が下値のメドとして意識されるかに注目しておきたい。
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