ニューヨーク外国為替市場概況・15日 ドル円、小幅続伸

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅ながら続伸。終値は160.34円と前営業日NY終値(160.24円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。23時過ぎに一時160.03円付近まで値を下げたものの、米長期金利の指標となる米10年債利回りが低下幅を縮めると買い戻しが先行した。15-16日の日銀金融政策決定会合や16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)など、日米金融イベントを控えて様子見ムードが強まる場面もあったが、NY午後に入ると全般ドル買いが優勢に。前週末の高値160.38円を上抜けて一時160.40円まで値を上げた。
 なお、この日発表の6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や5月米鉱工業生産、6月米NAHB住宅市場指数は予想より弱い内容となったものの、相場の反応は限られた。

 ユーロドルは反発。終値は1.1590ドルと前営業日NY終値(1.1568ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。22時30分過ぎに一時1.1621ドル付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値1.1622ドルが目先レジスタンスとして意識されると徐々に上値が重くなった。米長期金利が低下幅を縮めたことも相場の重しとなり、5時過ぎには1.1584ドル付近まで下押しした。
 なお、米政府高官はこの日、「米国とイランの双方が戦闘終結に向けた覚書に署名した」と明らかにした。トランプ米大統領とバンス米副大統領、イランのガリバフ国会議長が署名したもよう。署名式は19日にスイスで行われる。

 ユーロ円は続伸。終値は185.84円と前営業日NY終値(185.36円)と比べて48銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。NY市場に限れば、185.90円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。

本日の参考レンジ
ドル円:159.74円 - 160.40円
ユーロドル:1.1569ドル - 1.1622ドル
ユーロ円:185.12円 - 186.06円

(中村)
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