NYマーケットダイジェスト・9日 株高・円小動き

(9日終値)
ドル・円相場:1ドル=162.38円(前営業日比▲0.21円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.60円(▲0.03円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1430ドル(△0.0013ドル)
ダウ工業株30種平均:52487.41ドル(△139.02ドル)
ナスダック総合株価指数:26206.89(△336.24)
10年物米国債利回り:4.55%(▲0.03%)
WTI原油先物8月限:1バレル=72.08ドル(▲1.44ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4140.8ドル(△58.4ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)<発表値>   <前回発表値>
前週分米新規失業保険申請件数
         21.5万件     21.7万件・改
前週分米失業保険継続受給者数
         181.4万人    180.6万人・改
6月米中古住宅販売件数
年率換算     409万件     419万件・改
前月比      ▲2.4%      3.7%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は5営業日ぶりに反落。WTI原油先物価格が下落した影響から米10年債利回りが低下すると162.26円付近まで下押しした。もっとも、欧州序盤に付けた安値162.25円を割り込むことはなく、その後は162.35円挟みの動きが続いた。
 なお、政府が7月中の閣議決定を予定する「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)案で、日本銀行の独立性に言及する方向で調整していることが分かった。これまでの原案が、一部市場関係者から日銀の独立性をけん制すると解釈されたことに対する対応とのことだ。

・ユーロドルは続伸。米長期金利の低下が支えとなったが総じて動きは鈍かった。NY時間は1.1421-1.1446ドルの狭いレンジにとどまった。

・ユーロ円は反落。総じて185.70円を挟んで推移。NY序盤に一時185.82円まで上昇したが、買いは続かなかった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。米国がイランへの攻撃を終了し原油先物価格が下落したことを受けて投資家心理が改善した。AI・半導体関連株の上昇が下値を支えた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は続伸した。ブロードコムやテスラなどの買いが目立った。

・米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。米国によるイラン攻撃が早期に終了したことで原油先物価格が下落。インフレ懸念が後退し債券を買い戻す動きが強まった。

・原油先物相場は3日ぶりに反落。米・イランの攻撃の応酬は続いているが、衝突が短期間で終わる可能性や、大規模作戦の再開にはつながらないとの見方から、中東リスクを警戒した買いは一服しこの日は調整の売りに押された。

・金先物相場は3日ぶりに反発。米・イラン紛争への過度な警戒感が緩み、原油価格と米長期金利が低下したことを受けて、金は買いが優勢となった。連日の下落で押し目買いも入りやすかった。


(越後)
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