NYマーケットダイジェスト・7日 株安・ドル小高い

(7日終値)
ドル・円相場:1ドル=162.10円(前営業日比△0.01円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.99円(▲0.47円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1412ドル(▲0.0029ドル)
ダウ工業株30種平均:52925.15ドル(▲130.76ドル)
ナスダック総合株価指数:25818.69(▲302.47)
10年物米国債利回り:4.55%(△0.08%)
WTI原油先物8月限:1バレル=70.44ドル(△1.89ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4157.4ドル(▲10.1ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)<発表値>   <前回発表値>
5月米貿易収支
       776億ドルの赤字 546億ドルの赤字・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は小幅に3日続伸。しばらくは161.90円を挟んだ狭いレンジ取引だった。米10年債利回りが大きく上昇したことで、NY終盤には一時162.14円付近まで値を上げたが、東京序盤に付けた高値162.18円を上抜ける勢いは見られなかった。
 米金利上昇の背景としては、中東情勢の緊迫化がある。「イランの革命防衛隊がホルムズ海峡を通過していた2隻の商船をミサイルで攻撃」と報じられたほか、報復措置として米当局者がイラン産原油の販売を許可していたライセンスを取り消すことを明らかにした。これを受けてWTI原油先物価格は一時72ドル台半ばまで大きく値を上げた。

・ユーロドルは4日ぶりに反落。1.1430ドル挟みのもみ合いが続いた後、原油高に伴う米長期金利の上昇を受けて、全般ドル買い圧力が高まると売りに押された。4時過ぎには一時1.1408ドルまで下げ、昨日安値の1.1409ドルをわずかに下抜けた。

・ユーロ円は3日ぶりに反落。ユーロドルの下落が重しとなり184.80円台まで下押ししたが、大きな方向感は生まれなかった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落。AIや半導体関連株が売られたことが重しとなった。中東情勢の緊迫化を受けて原油先物価格が大きく上昇したことも投資家心理を冷やし、利益確定売りが強まった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指も反落した。半導体関連株のほかにテスラ株も売られた。

・米国債券相場で長期ゾーンは反落。中東情勢の緊迫化再燃で原油先物価格が上昇すると、インフレ懸念から債券売りが優勢となった。

・原油先物相場は反発。ホルムズ海峡付近を通航中の商船がイランに攻撃を受けたとの報道を受けて供給混乱への懸念が高まり、買いが優勢となった。ホルムズ海峡付近を通航中の商船に対し、イランは少なくともミサイル2発を発射して攻撃したと報じられた。

・金先物相場は4日ぶりに反落。イランがホルムズ海峡を通過していた商船をミサイル攻撃したとの報道を受けて、原油価格と米長期金利が上昇し、金利を生まない金はやや売りに押された。


(越後)
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