15日の主な要人発言(時間は日本時間)(2)

15日22:48 カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「カナダ経済は改善の兆しを見せている」
「成長は加速しており、インフレ率は直近の急騰から徐々に鈍化すると予測」
「一方、中東情勢や米通商政策に関連する重要なリスクや不確実性は依然として残っている」
「カナダの金融環境は4月以降緩和しており、世界の株式市場は堅調に推移」
「米債券利回りは上昇する一方、カナダの利回りはほとんど変化していない」
「こうした金利差がカナダドルの下落の一因となっている」
「最近の指標は、個人消費が引き続き堅調であることを示唆」
「5月CPI上昇率は3.2%へとさらに上昇したが、これは主に中東情勢に起因するガソリン価格の上昇によるもの」
基調的なインフレ率(コア・インフレ率)の指標は2%近辺で推移」
「長期的なインフレ期待は安定的に推移している」
「CPI上昇率は6月も高水準で推移した後、今後数カ月かけて徐々に低下し、2027年初めには2%近辺に戻ると予想」
「理事会は、経済回復を維持し、インフレ率を2%の目標に戻すためには、現在の政策金利水準が引き続き適切であると判断」
「不確実性は依然として高い状況にある」
「カナダ経済の強さとインフレ見通しを継続的に評価し、必要に応じて金融政策を調整する用意がある」
「我々はこの世界的な混乱期において、カナダ国民が物価安定への信頼を維持し続けるよう注力していく」

15日23:37 ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長
「私の見解ではこれら物価データは不完全な統計」

16日00:08 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「金利の決定は1回ずつ行っていく」
「CPIを押し上げることなくGDPを成長させる余地はある」
「景気拡大の持続可能性については依然として疑問が残る」
「原油価格の上昇は、中央銀行の見通しには織り込まれていない」
「原油価格がさらに急騰すれば、追加利上げが必要になる可能性がある」

16日02:39 クック米連邦準備理事会(FRB)理事
「インフレの減速をもう少し待つのが賢明」
「ただ、すぐに減速しない場合は行動を起こす用意がある」
「昨年夏以降、リスクは労働市場からインフレ高騰へと顕著にシフト」
「ただ、リスクの全体的なバランスは安定しているように見える」
「インフレ期待は依然として安定しているが、それは適切な金融政策にかかっており、政策当局者は油断してはならない」

16日03:07 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「米経済活動は12地区のうち11地区で僅かから緩やかなペースで拡大し、1地区で横ばいとなった」
「燃料価格の上昇などが他の品目の売上を抑制したものの、個人消費はわずかに増加」
「観光業は好調で、一部の地区ではワールドカップ観戦客による押し上げ効果もあった」
「関税引き上げや中東情勢の緊張に伴うサプライチェーンの変化が続く中、輸送活動は緩やかに増加」
「関係者は概ね、今後数カ月間も経済が拡大し続けると予想」
「ただ、いくつかの地区では燃料コストの先行きに対する不確実性が高まっていると指摘」
「全体として雇用は増加し、5つの地区で雇用の僅かな(modest)、「緩やかな(moderate)」、あるいは「堅調(solid)」な伸びが見られた」
「一方、7つの地区ではほとんど、あるいは全く変化がなかった」
「賃金の上昇は多くの地区で僅かから緩やかの範囲にあった。2地区ではわずかな上昇にとどまった」
「全体として物価は緩やかに上昇した」
「9地区が緩やかな上昇、2地区が強い上昇、1地区がわずかな上昇を報告」
「前回の報告期間と比較すると、すべての地区で物価上昇ペースは横ばいか、あるいは鈍化した」

※時間は日本時間

(中村)
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