NY株見通し-米6月小売売上高や主要企業の決算発表に注目

 今晩は米6月小売売上高や主要決算に注目。前日のNY株式相場は続伸。ダウ平均は150.37ドル高(+0.29%)の52,658.64ドル、ナスダック総合指数は162.22ポイント高(+0.62%)の26,269.23ポイントで終えた。米6月卸売物価指数(PPI)が予想外に低下したことや長期金利の低下を受け、追加利上げへの懸念が和らいだ。半導体株に利益確定売りが続いたものの、アップルやアマゾン、アルファベットといったマグニフィセント・セブンの一角に資金がシフトし、相場を牽引した。

 今晩のNY市場は、マクロ経済の減速懸念と主要企業の決算を睨む展開となる。市場の関心は、インフレ抑制が進む中で景気が底堅さを維持しているかという点に集まる。特に寄り前に発表される米6月小売売上高と週間新規失業保険申請件数は、景気のソフトランディング期待を維持できるかを見極める重要な試金石となる。また、直近で調整が続いていたモメンタム株が節目で下げ止まり、再び買いが入るかも注目点だ。さらに、取引開始前のステート・ストリート、GEエアロスペース、ユナイテッドヘルスや取引終了後のネットフリックスといった主力企業の決算が、今後の株価の方向性を左右する展開となりそうだ。

 今晩の米経済指標・イベントは、新規失業保険申請件数、6月小売売上高のほか、7月フィラデルフィア連銀業況指数、7月NAHB住宅市場指数、6月中古住宅販売仮契約指数など。企業決算は寄り前にステート・ストリート、GEエアロスペース、ユナイテッドヘルス、アボット・ラボラトリーズ、引け後にネットフリックスなどが発表予定。(執筆:7月16日、14:00)
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