ロンドン為替見通し=ポンド、英雇用・賃金データに注目
ポンドは3-5月の雇用・賃金データに注目。失業率は前回と同じく4.9%、賃金上昇率(除賞与)も前年同期比で前回と変わらずの3.4%が予想されている。英中銀が注視しているボーナスを除く民間部門の賃金上昇率は2-4月に2.9%と、1-3月の3.1%から低下し2020年後半以来の低水準となり、3-5月の結果が注目される。イラン情勢が再び緊迫化し、原油高への懸念が再燃していることから、市場では英中銀が今後数カ月以内の利上げを支持する姿勢を示す可能性が浮上している。政治・中東情勢に加え、労働市場の強弱が英中銀の政策見通しに影響しそうだ。
また、英新政権の動きにも注目。バーナム新首相は昨日、スターマー前政権で国防相を務めたヒーリー氏を財務相に指名した。同氏は数週間前、国防費の不足を痛烈に批判して国防相を辞任していた。バーナム氏はインフラ投資などに政府支出を増やす「大きな政府」路線を示しており、財政悪化を懸念する市場は財務相選びを注視していた。財政規律を重んじるとされるマフムード内相の横すべりが有力と先週から報じられていた。ヒーリー氏は意外な人選で、財政運営の方針は見通せない。
ヒーリー氏は今後、バーナム氏の財政ルール順守の公約を果たしながら、国防など重点分野への投資に充てる資金を確保しつつ、低迷する経済を加速させ、社会保障費を削減することが求められる。ヒーリー氏は2002-07年のブラウン財務相の下で財務省の要職を務めたこともあり、市場では「手堅い人選」と評価する声も少なくない。
・想定レンジ上限
ポンドドルは17・20日高値1.3481ドルや16日高値1.3544ドル。
ポンド円は17日高値218.95円や16日高値219.60円。
・想定レンジ下限
ポンドドルは200日移動平均線1.3401ドルや15日安値1.3380ドル。
ポンド円は日足一目均衡表・転換線217.93円や15日安値217.00円。
(金)
また、英新政権の動きにも注目。バーナム新首相は昨日、スターマー前政権で国防相を務めたヒーリー氏を財務相に指名した。同氏は数週間前、国防費の不足を痛烈に批判して国防相を辞任していた。バーナム氏はインフラ投資などに政府支出を増やす「大きな政府」路線を示しており、財政悪化を懸念する市場は財務相選びを注視していた。財政規律を重んじるとされるマフムード内相の横すべりが有力と先週から報じられていた。ヒーリー氏は意外な人選で、財政運営の方針は見通せない。
ヒーリー氏は今後、バーナム氏の財政ルール順守の公約を果たしながら、国防など重点分野への投資に充てる資金を確保しつつ、低迷する経済を加速させ、社会保障費を削減することが求められる。ヒーリー氏は2002-07年のブラウン財務相の下で財務省の要職を務めたこともあり、市場では「手堅い人選」と評価する声も少なくない。
・想定レンジ上限
ポンドドルは17・20日高値1.3481ドルや16日高値1.3544ドル。
ポンド円は17日高値218.95円や16日高値219.60円。
・想定レンジ下限
ポンドドルは200日移動平均線1.3401ドルや15日安値1.3380ドル。
ポンド円は日足一目均衡表・転換線217.93円や15日安値217.00円。
(金)