NY株見通し-FOMCの結果とウォーシュFRB議長記者会見に注目

 今晩はFOMCの結果とウォーシュFRB議長記者会見に注目。前日のNY株式市場はダウ平均が537.24ドル高(+1.03%)と3日続伸した一方、ナスダック総合は0.22%安と5日続落となり、高安まちまちであった。中東情勢の緊張緩和期待に伴う原油価格の大幅下落や米長期金利の低下に加え、好決算を発表したシャーウィン・ウィリアムズやコカ・コーラの上昇がダウ平均を下支えした。一方で、これまで相場を牽引してきた半導体株からヘルスケアや金融といったセクターへの資金シフトが続き、主要半導体株の急落がハイテク比率の高いナスダックの重荷となった。

 今晩のNY株式市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表と政策金利の行方が最大の注目点となる。市場では政策金利の据え置きがほぼ確実視されているものの、ウォーシュFRB議長の記者会見から今後の金融政策方針を探ることになる。また、取引終了後に控えるマイクロソフトやメタ・プラットフォームズ、クアルコムなどの大型ハイテク決算を前に、見極め姿勢が強まりやすい。さらに、イランによる米軍攻撃報道で原油先物価格が再び上昇していることや、アジア市場における半導体株安を受けて米株価指数先物が下落しており、ハイテク株を中心に軟調な展開が予想される。

 今晩の米経済指標・イベントは米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表、ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長記者会見のほか、MBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫など。企業決算は寄り前にプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、バイオジェン、引け後にクアルコム、メタ、マイクロソフトなどが発表予定。(執筆:7月29日、14:00)
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