NYマーケットダイジェスト・30日 円、全面高 為替介入観測(2)

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。マイクロソフトが発表した決算を受けて、AI投資回収を巡る過度な懸念が後退。足もとで下落が続いた半導体関連に買いが入った。なお、マイクロソフトは15%超上昇し、1銘柄でダウ平均を400ドル超押し上げた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は7日ぶりに大幅反発。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は8%超上昇した。

・米国債券相場で長期ゾーンは小反発。6月米PCE物価指数が前月から減速したことが相場を下支えした半面、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策運営を巡る不透明感が相場の重しとなった。

・原油先物相場は反落。米・イランによる報復のミサイル攻撃が継続するなど、中東リスクはくすぶったまま。一方で同材料に関する新味のあるニュースは、本日は乏しい。前日終値付近から大きく離れない限られたレンジの動きが続いた。

・金先物相場は3日ぶりに大幅反発。本邦当局の為替介入ではとの観測もある対円でのドル急落を受け、ドルの総合的な強弱を示すドルインデックスが6月17日以来の100ポイント割れとなるなどドル売りが大きく進んだ。ドル安が、ドル建て金相場の換算値押し上げに寄与。ドルの代替資産としても位置付けられる金に対する総体的な投資妙味を高める結果にもつながり、買いを後押しした。

(中村)
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