ロンドン為替見通し=ユーロドル、独指標確認し方向感模索か
本日のロンドン為替市場では、ユーロドルは独経済指標を確認しつつ、ドルの動向をながめ方向感を模索する展開が見込まれる。
まず経済イベントでは、本日は8月独Ifo企業景況感指数が発表予定となっている。市場予想は87.2と、4カ月連続で前月を上回る見通し。ユーロ圏最大の経済大国の景況感を確認する手がかりとして注目したい。同指数の発表前には独4-6月期国内総生産(GDP)改定値の発表も予定されている。なお、主だった要人発言は予定されていない。
21日に発表された独やユーロ圏の8月製造業PMIは約4年ぶりの高水準に達するなど、堅調な経済を背景に、金利先物市場では欧州中銀(ECB)の9月利上げがほぼ織り込まれている。加えて、残り2回の理事会での追加利上げ観測もくすぶっている。現在はユーロに市場の関心が集まっていない点を踏まえると、市場の反応は鈍いだろうが、予想を上回った場合、ユーロは底堅さを増す展開になりそうだ。
米国(ドル)の材料としては、明日の7月米PCEデフレーターや28日のウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長のジャクソンホールでの講演などを待ちたいとのムードが漂っている。ベッセント米財務長官が20日に「財政健全化に焦点を当てたイニシアチブを今週末から来週初めにかけて発表」と述べており、財政再建の度合いを見極めたいとの見方もある。こうしたイベント待ちの様相を呈する中、ドル単体でも動きづらい状況が続きそうだ。
さらに、テクニカル面でもユーロドルは岐路に立たされている。19・20日と1.17ドル台に乗せるもいずれも足形は上影陽線となっており、上値の重さや天井感を意識させる。一方で大陽線を付けた19日の高安の半値戻しにあたる1.1625ドルは割り込んでいないことから、上昇の勢いは残っているとの見方もできる。チャート上で明確な方向感が読み取りにくいことも、手控えムードを強める要因となっている。
想定レンジ上限
・ユーロドル、8月20・21日高値1.1711ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、日足・一目均衡表の転換線1.1612ドル
(川畑)
まず経済イベントでは、本日は8月独Ifo企業景況感指数が発表予定となっている。市場予想は87.2と、4カ月連続で前月を上回る見通し。ユーロ圏最大の経済大国の景況感を確認する手がかりとして注目したい。同指数の発表前には独4-6月期国内総生産(GDP)改定値の発表も予定されている。なお、主だった要人発言は予定されていない。
21日に発表された独やユーロ圏の8月製造業PMIは約4年ぶりの高水準に達するなど、堅調な経済を背景に、金利先物市場では欧州中銀(ECB)の9月利上げがほぼ織り込まれている。加えて、残り2回の理事会での追加利上げ観測もくすぶっている。現在はユーロに市場の関心が集まっていない点を踏まえると、市場の反応は鈍いだろうが、予想を上回った場合、ユーロは底堅さを増す展開になりそうだ。
米国(ドル)の材料としては、明日の7月米PCEデフレーターや28日のウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長のジャクソンホールでの講演などを待ちたいとのムードが漂っている。ベッセント米財務長官が20日に「財政健全化に焦点を当てたイニシアチブを今週末から来週初めにかけて発表」と述べており、財政再建の度合いを見極めたいとの見方もある。こうしたイベント待ちの様相を呈する中、ドル単体でも動きづらい状況が続きそうだ。
さらに、テクニカル面でもユーロドルは岐路に立たされている。19・20日と1.17ドル台に乗せるもいずれも足形は上影陽線となっており、上値の重さや天井感を意識させる。一方で大陽線を付けた19日の高安の半値戻しにあたる1.1625ドルは割り込んでいないことから、上昇の勢いは残っているとの見方もできる。チャート上で明確な方向感が読み取りにくいことも、手控えムードを強める要因となっている。
想定レンジ上限
・ユーロドル、8月20・21日高値1.1711ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、日足・一目均衡表の転換線1.1612ドル
(川畑)