東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下落幅を拡大

 8日の東京外国為替市場でドル円は下落幅を拡大。12時時点では153.35円とニューヨーク市場の終値(154.36円)と比べて1円1銭程度のドル安水準だった。日銀の利上げ加速の思惑を背景に円が独歩高。時間外取引で動意を再開した米10年債利回りが4.77%台へ低下したことも重しとなったようで一時152.89円と、2月17日以来の安値を付けた。上野厚労相からGPIFの運用について「3月には見直し必要ないと判断」との発言が聞かれ、どの程度の買い戻し要因となるかここから注目か。

 ユーロ円も円高推移。12時時点では178.25円とニューヨーク市場の終値(179.40円)と比べて1円15銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落に伴い全般的に円高。一時177.86円まで下落し、ポンド円も207.10円、豪ドル円が110.28円、NZドル円が89.76円まで下落するなど、クロス円全般に円買い・他通貨売りが波及した。

 ユーロドルはもみ合いが継続。12時時点では1.1623ドルとニューヨーク市場の終値(1.1623ドル)と比べてほぼ同水準だった。ドル円の下落を軸とした円相場中心の展開で、強い方向感が出にくかった。対円でのドル安を支えに1.1635ドルまで小幅にユーロ高・ドル安に振れたものの伸びがなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.89円 - 154.39円
ユーロドル:1.1622ドル - 1.1635ドル
ユーロ円:177.86円 - 179.47円

(関口)
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