イラン外相「本日までに米国の最終回答求める」  カタール仲介で条件調整へ

 イランのアラグチ外相は、カタール仲介による米国からの最終回答を29日までに受領することを望むと表明した。イラン側は最高指導者が定めたホルムズ海峡再開の条件提示を行っており、仲介国カタールやパキスタンを通じた外交交渉が「より深刻な段階に入った」との認識を示している。

 原油市場では取引の要衝であるホルムズ海峡の運航再開に向けた緊張緩和への期待と、制裁解除を巡る米中間の主張の食い違いが交錯し、原油価格は高値圏で乱高下を続けている。米国側がイランの提示した条件を受け入れるか否かが、今後のエネルギー供給リスクおよび市場の方向性を決定づける焦点となっている。

(越後)
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