NYマーケットダイジェスト・29日 株安・長期金利横ばい・ドル伸び悩み
(29日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.29円(前営業日比▲0.10円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.40円(▲0.56円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1342ドル(▲0.0029ドル)
ダウ工業株30種平均:51349.92ドル(▲131.59ドル)
ナスダック総合株価指数:26797.54(▲22.84)
10年物米国債利回り:5.23%(横ばい)
WTI原油先物11月限:1バレル=89.38ドル(▲3.22ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4179.7ドル(△11.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月米住宅価格指数
(前月比) 0.3% 0.0%
7月米ケース・シラー住宅価格指数
(前年比) 2.5% 2.2%・改
9月米消費者信頼感指数
81.9 88.6・改
8月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
707.9万件 733.5万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは続落。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが一時5.2911%前後と2007年6月以来の高水準を記録すると、全般ドル買いが先行。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が前日に、一部の積極的な利上げ観測をけん制する姿勢を示したこともユーロの重しとなり、2時前に一時1.1312ドルと昨年5月29日以来1年4カ月ぶりの安値を更新した。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演で「年内にあと1回の利上げが適切になる可能性がある」としたうえで、「米連邦準備理事会(FRB)は9月に利上げを決定したため、現在は性急に行動する必要はない」と発言すると、米10年債利回りが5.22%台まで上昇幅を縮小。ドルを売る動きが優勢となり、一時1.1343ドル付近まで下値を切り上げた。
・ドル円は小反落。米長期金利の上昇に伴うドル買いが先行すると、0時30分前に157.70円付近まで値を上げたものの、欧州時間に付けた日通し高値157.72円を上抜けることは出来なかった。政府・日銀による為替介入への警戒感も相場の上値を抑えた。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言が伝わると、一時157.16円付近まで下押しした。
・ユーロ円は3日続落。2時30分過ぎに一時178.11円と日通し安値を付けたものの、引けにかけては178.42円付近まで下げ渋った。ユーロドルにつれた動きとなった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。米長期金利の上昇を受けて、株式の相対的な割高感が意識されると売りが優勢となった。指数は一時350ドル超下落した。市場では「米長期金利の上昇ペースが速く、どこまで上昇するか読めないとの懸念が広がっている」との声が聞かれた。
ただ、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が利上げを急がない姿勢を示すと買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮めた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。米金利先高観を背景に売りが先行すると、利回りは一時5.2911%前後と2007年6月以来の高水準を付けた。ただ、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「経済が予想に沿うなら、年内あと1回の利上げが適切になるかもしれない」と述べ、利上げを急がない姿勢を示すと買い戻しが優勢となり持ち直した。
・原油先物相場は大幅に反落。時間外では94ドル台後半まで上昇したが、サウジアラビアのパイプラインが復旧したことが伝わると売りに押された。湾岸諸国の供給が回復しているとも報じられる中、米国が戦略石油備蓄(SPR)から最大4000万バレルを提供すると発表すると、さらに下げ幅を広げた。引けにかけては売りの勢いが増し、89ドル台前半まで弱含んで引けている。
・金先物相場は小反発。前日に大幅に売られた反動もあり、買いが優勢となった。もっとも、米超長期金利が2002年以来の水準まで上昇するなど、米金利高が金利のつかない金先物の売り要因となったことや、ドルで取引される金先物にとってドル高が進んだことも重しとなり、上げ幅は限られた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=157.29円(前営業日比▲0.10円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.40円(▲0.56円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1342ドル(▲0.0029ドル)
ダウ工業株30種平均:51349.92ドル(▲131.59ドル)
ナスダック総合株価指数:26797.54(▲22.84)
10年物米国債利回り:5.23%(横ばい)
WTI原油先物11月限:1バレル=89.38ドル(▲3.22ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4179.7ドル(△11.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月米住宅価格指数
(前月比) 0.3% 0.0%
7月米ケース・シラー住宅価格指数
(前年比) 2.5% 2.2%・改
9月米消費者信頼感指数
81.9 88.6・改
8月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
707.9万件 733.5万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは続落。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが一時5.2911%前後と2007年6月以来の高水準を記録すると、全般ドル買いが先行。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が前日に、一部の積極的な利上げ観測をけん制する姿勢を示したこともユーロの重しとなり、2時前に一時1.1312ドルと昨年5月29日以来1年4カ月ぶりの安値を更新した。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演で「年内にあと1回の利上げが適切になる可能性がある」としたうえで、「米連邦準備理事会(FRB)は9月に利上げを決定したため、現在は性急に行動する必要はない」と発言すると、米10年債利回りが5.22%台まで上昇幅を縮小。ドルを売る動きが優勢となり、一時1.1343ドル付近まで下値を切り上げた。
・ドル円は小反落。米長期金利の上昇に伴うドル買いが先行すると、0時30分前に157.70円付近まで値を上げたものの、欧州時間に付けた日通し高値157.72円を上抜けることは出来なかった。政府・日銀による為替介入への警戒感も相場の上値を抑えた。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言が伝わると、一時157.16円付近まで下押しした。
・ユーロ円は3日続落。2時30分過ぎに一時178.11円と日通し安値を付けたものの、引けにかけては178.42円付近まで下げ渋った。ユーロドルにつれた動きとなった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。米長期金利の上昇を受けて、株式の相対的な割高感が意識されると売りが優勢となった。指数は一時350ドル超下落した。市場では「米長期金利の上昇ペースが速く、どこまで上昇するか読めないとの懸念が広がっている」との声が聞かれた。
ただ、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が利上げを急がない姿勢を示すと買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮めた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。米金利先高観を背景に売りが先行すると、利回りは一時5.2911%前後と2007年6月以来の高水準を付けた。ただ、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「経済が予想に沿うなら、年内あと1回の利上げが適切になるかもしれない」と述べ、利上げを急がない姿勢を示すと買い戻しが優勢となり持ち直した。
・原油先物相場は大幅に反落。時間外では94ドル台後半まで上昇したが、サウジアラビアのパイプラインが復旧したことが伝わると売りに押された。湾岸諸国の供給が回復しているとも報じられる中、米国が戦略石油備蓄(SPR)から最大4000万バレルを提供すると発表すると、さらに下げ幅を広げた。引けにかけては売りの勢いが増し、89ドル台前半まで弱含んで引けている。
・金先物相場は小反発。前日に大幅に売られた反動もあり、買いが優勢となった。もっとも、米超長期金利が2002年以来の水準まで上昇するなど、米金利高が金利のつかない金先物の売り要因となったことや、ドルで取引される金先物にとってドル高が進んだことも重しとなり、上げ幅は限られた。
(中村)
