東京外国為替市場概況・10時 ドル円、もみ合い

 19日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。10時時点では157.91円とニューヨーク市場の終値(158.02円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が軟調にスタートすると、一時157.70円まで下押しした。ただ、東京仲値の値決めにかけてはドル買い意欲が強く下値は支えられ、157円後半でもみ合っている。
 なお、参議院予算委員会に出席している植田日銀総裁は「基調物価は徐々に高まり、足元で2%にかなり近づいている」「基調物価を2%に安定させていく観点がより重要」などと答弁したが、市場の反応は鈍かった。また、同委員会で高市首相は「強い経済で円の信認を高めていく」と述べたが、円買いの動きは見られなかった。

 ユーロドルは値動き落ち着く。10時時点では1.1226ドルとニューヨーク市場の終値(1.1239ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。フランスでのデモから暴動が激化したことを嫌気し、早朝は軟調に推移した。ただ、東京インターバンク勢が本格参入する9時を過ぎると値動きは落ち着き、1.12ドル前半で小動きとなった。

 ユーロ円は下げ渋り。10時時点では177.27円とニューヨーク市場の終値(177.58円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の売りが続かなかったことで、ユーロ円も下げ渋り、177円前半で神経質な動きになっている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.70円 - 158.11円
ユーロドル:1.1183ドル - 1.1235ドル
ユーロ円:176.73円 - 177.61円


(松井)
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