東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み

 12日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では142.80円とニューヨーク市場の終値(142.47円)と比べて33銭程度のドル高水準だった。早朝取引で下値の堅さを確認すると、株高を支えに買いが先行。週明けの日経平均株価が一時400円近く上昇したことをながめ、142.95円まで値を上げた。もっとも、143.00円手前では買いも一服しており、仲値にかけて上値を伸ばす展開とはならなかった。

 ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.0070ドルとニューヨーク市場の終値(1.0042ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロドル高水準だった。早朝取引からの動きが一巡すると、1.0070ドル台でのもみ合いに転じた。

 ユーロ円は10時時点では143.80円とニューヨーク市場の終値(143.15円)と比べて65銭程度のユーロドル高水準だった。株高を背景に143.80円台まで強含む場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.05円 - 142.95円
ユーロドル:1.0045ドル - 1.0127ドル
ユーロ円:143.39円 - 144.12円

(岩間)
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