日経平均サマリー(29日午前)

日経平均は反発 ANYCOLORが急騰

 29日前場の日経平均は反発。前引けは64円高の26238円。欧米で長期金利が低下して、米国株にも強い動きが見られたことから、3桁上昇スタート。寄り付きから配当落ち分(220円程度)を埋めた。そこから上げ幅を200円超に広げたが、26500円に接近したところで上値が抑えられた。萎んだところでは改めての買いが入り、しばらく26400円近辺での一進一退が続いた。しかし、11時辺りから急速に値を消す流れとなり、上げ幅を2桁に縮小。プラスではあったが安値圏で前場の取引を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆5200億円。業種別では医薬品、繊維、その他製品などが上昇している一方、海運、鉄鋼、銀行などが下落している。配当落ちの影響で主力大型株には見た目が強くないものが多い中、新興銘柄の動きが良く、ANYCOLOR<5032.T>が急騰。半面、下方修正を発表したオークワ<8217.T>が大幅に下落している。


日経平均
 26238.32 +64.34
先物
 26260 +340
TOPIX
 1853.63 -1.52
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