NY株見通し-もみ合いか 9月ISM非製造業PMIなどの経済指標に注目
今晩のNY市場はもみ合いか。昨日は9月に急落した反動や長期金利の上昇一服を好感する流れが続き、主要3指数がそろって大幅に2日続伸した。9月月間で8.84%下落したダウ平均は2日間で5.54%上昇し、S&P500も2日間で5.73%高と2020年4月以来の大幅高となった。予想を下回る弱い結果となった前日の9月ISM製造業PMIに続いて8月JOLTS求人件数も予想以上に減少したことで、一部では米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースの鈍化期待も高まった。今晩の取引では、主要3指数が週初から大幅続伸したことで、上昇一服が予想され、上値の重い展開か。8月ADP民間部門雇用者数や9月ISM非製造業総合指数(PMI)などの経済指標や金利動向をにらんだ神経質な展開となりそうだ。
今晩の米経済指標は8月ADP民間部門雇用者数、9月ISM非製造業総合指数(PMI)のほか、MBA住宅ローン申請指数、8月貿易収支など。このほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にラム・ウェストン・ホールディングスが発表予定。(執筆:10月5日、14:00)
今晩の米経済指標は8月ADP民間部門雇用者数、9月ISM非製造業総合指数(PMI)のほか、MBA住宅ローン申請指数、8月貿易収支など。このほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にラム・ウェストン・ホールディングスが発表予定。(執筆:10月5日、14:00)