東京外国為替市場概況・15時 ドル円、戻り鈍い

 30日午後の東京外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。15時時点では138.47円と12時時点(138.67円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。午前に138.44円まで下げた後は138.80円台まで持ち直す場面が見られたが、引き続き月末に絡んだ本邦輸出企業の売りが意識されるなか、一巡後は売りが再開。15時前には一時138.38円と本日安値を更新した。

 ユーロ円は上値が重い。15時時点では143.30円と12時時点(143.51円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。アジア株が比較的底堅く推移したことをながめ、一時143.67円と本日高値を付けた。ただ、ドル円が下落するとつれ安となり143.30円付近まで上げ幅を縮めた。

 ユーロドルは15時時点では1.0349ドルと12時時点(1.0348ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。1.0361ドルまでやや強含んだが、欧州勢の本格参入を前に動きは鈍かった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.38円 - 138.94円
ユーロドル:1.0319ドル - 1.0361ドル
ユーロ円:143.17円 - 143.67円


(越後)
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