ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、買い優勢

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買いが優勢。24時時点では131.07円と22時時点(130.26円)と比べて81銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが上昇に転じたことなどを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。1月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことが伝わると、アジア時間の高値130.73円や前日の高値130.89円を上抜けて一時131.12円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは軟調。24時時点では1.0841ドルと22時時点(1.0860ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴うドル買いが入ったほか、予想上回る米PMI速報値が相場の重しとなり、一時1.0837ドルと日通し安値を付けた。

 ユーロ円は堅調。24時時点では142.10円と22時時点(141.46円)と比べて64銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た一方、ドル円の上昇につれた買いが入り一時142.20円と本日高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:129.73円 - 131.12円
ユーロドル:1.0837ドル - 1.0898ドル
ユーロ円:141.26円 - 142.20円


(中村)
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