ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上値重い

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。24時時点では132.52円と22時時点(132.77円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。21時30分前に一時133.00円と日通し高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えて、ポジション調整目的の売りに押された。米10年債利回りが低下に転じたことも相場の重し。

 ユーロドルは底堅い動き。24時時点では1.0795ドルと22時時点(1.0782ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。23時過ぎに一時1.0776ドル付近まで下押ししたものの、米長期金利が低下に転じると再び強含んだ。

 ユーロ円は上げ幅を縮小。24時時点では143.06円と22時時点(143.17円)と比べて11銭程度のユーロ安水準。21時過ぎに一時本日高値となる143.63円まで値を上げたものの、ドル円が失速するとユーロ円も伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.26円 - 133.00円
ユーロドル:1.0759ドル - 1.0800ドル
ユーロ円:142.39円 - 143.63円

(中村)
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