東京外国為替市場概況・10時 ドル円 下落

 21日の東京外国為替市場でドル円は下落。10時時点では148.07円とニューヨーク市場の終値(148.39円)と比べて32銭程度のドル安水準だった。148.42円を頭に小高くスタートした日経平均がマイナス圏に沈んだことや、やや低下気味の時間外米長期金利の動きも重しに再び売りが強まると、148.00円まで10月3日以来の安値を更新した。

 ユーロ円は上値が重い。10時時点では162.06円とニューヨーク市場の終値(162.32円)と比べて26銭程度のユーロ安水準だった。日経平均のさえない動きも上値を圧迫し、ドル円の下げにつれて162.00円まで下押した。

 ユーロドルはじり高。10時時点では1.0945ドルとニューヨーク市場の終値(1.0940ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米10年債利回りが低下してスタートしたこともあり、全般ドルの重い動きが続いており、昨日の高値に並ぶ1.0952ドルまで上昇した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.00円 - 148.42円
ユーロドル:1.0939ドル - 1.0952ドル
ユーロ円:162.00円 - 162.43円

(金)
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