東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

 19日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では149.04円とニューヨーク市場の終値(149.15円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。日銀の大規模緩和の解除は確実視されているものの、金融政策決定会合の結果を見極めたいとする向きは多い。様子見ムードが広がるなか、149円手前で小幅な上下に留まった。

 ユーロ円はじり安。8時時点では162.04円とニューヨーク市場の終値(162.17円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。NY引け後の流動性が薄い時間帯につけた162.28円を上値に伸び悩んだ。こちらも日銀会合の結果待ちという状態。

 ユーロドルは8時時点では1.0872ドルとニューヨーク市場の終値(1.0872ドル)とほぼ同水準だった。前日引け水準付近で動意が薄かった。
 なお、豪準備銀行(RBA)の政策金利発表を本日に控え、豪ドルは対ドルで0.6560ドル近辺、対円では97.70円台で戻りが鈍い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.04円 - 149.16円
ユーロドル:1.0871ドル - 1.0875ドル
ユーロ円:162.04円 - 162.28円


(小針)
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