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ただ、売りはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。米10年債利回りが4.38%台まで上昇したことも相場を下支えし、5時30分過ぎには145.38円付近まで下値を切り上げた。市場では「日銀の早期利上げ観測は後退している一方、米早期利下げ観測は後退しており、円売り・ドル買いが出やすい地合いだ」との声も聞かれた。
ユーロドルは3日ぶりに反発。終値は1.1250ドルと前営業日NY終値(1.1228ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準となった。米長期金利の低下を手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行すると一時1.1293ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利が上昇に転じると伸び悩んだ。取引終了間際には1.1247ドル付近まで下押しした。
ユーロ円は3日ぶりに反落。終値は163.53円と前営業日NY終値(163.82円)と比べて29銭程度のユーロ安水準。アジア市場では一時163.94円まで値を上げたものの、欧州市場では163.16円まで下落した。ただ、NY市場に限ればもみ合いの展開に。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
本日の参考レンジ
ドル円:144.83円 - 146.19円
ユーロドル:1.1197ドル - 1.1293ドル
ユーロ円:163.16円 - 163.94円