NY為替見通し=米休場で動きにくい、週末の米雇用統計や関連指標を待つ様相

 NYタイムは、米国がメモリアルデーの祝日で休場であるため米経済指標など為替の動意につながるようなイベントはない。週末に基本合意したと伝わっている米債務上限問題のニュースに関したヘッドラインに一応留意しつつも、為替は限定的な振れにとどまりそうだ。

 市場参加者が乏しく商いが薄いなか、値幅が限られつつも上下に振れるリスクはあるため注意して臨みたい。基本的には様子見姿勢で、週末の米雇用統計や関連した雇用動態調査(JOLTS)求人件数やADP雇用統計ほか雇用関連指標などの発表を待つ様相といえる。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、5月25-26下落幅の倍返し140.96円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、139.68円前後で下値を支えそうな5日移動平均線付近。

(関口)
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