東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下げ渋り

 4日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。17時時点では144.49円と15時時点(144.64円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。15時過ぎから全般ドル売りが進んだ流れに沿って一時144.34円と本日安値を更新した。ただ、本日はNY市場が休場で手掛かり材料に乏しいなか、一巡後はショートカバーが入り144.50円台まで持ち直している。

 ユーロドルは方向感がない。17時時点では1.0903ドルと15時時点(1.0895ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。東京午後に1.0894ドルまで下げた後は一転ドル売りが強まった影響から1.0915ドル前後まで反発。ただ、本日高値の1.0916ドルを前に上値を抑えられた。

 ユーロ円は17時時点では157.54円と15時時点(157.59円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。対資源国通貨でユーロ安が進んだ場面で一時157.44円と日通し安値を付けたが、長続きしなかった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:144.34円 - 144.71円
ユーロドル:1.0894ドル - 1.0916ドル
ユーロ円:157.44円 - 157.91円

(越後)
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