東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅高

 5日午後の東京外国為替市場でドル円は小幅高。15時時点では144.64円と12時時点(144.53円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.85%台まで上昇していることや日経平均株価が33300円台で下げ渋る展開となったことで、144.67円までわずかに上値を伸ばした。

 ユーロ円は強含み。15時時点では157.39円と12時時点(157.22円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が強含みに推移したことで、157.41円前後まで連れ高に推移した。
 
 ユーロドルは小幅高。15時時点では1.0881ドルと12時時点(1.0878ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。米金利が低下幅を縮めたことで一時1.0868ドルまで下値を広げたものの、明日のNYカットオプション(1.0889ドル)のマグネット効果で下値は限定的だった。ポンドドルも一時1.2699ドルまで下値を広げる場面があった。

 豪ドル/ドルは0.6676ドル、豪ドル円も96.53円まで一時下値を広げた。午前中に発表された6月中国Caixinサービス部門PMIが予想を下回る53.9だったことを嫌気した売りが続いた。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:144.39円 - 144.67円
ユーロドル:1.0868ドル - 1.0891ドル
ユーロ円:157.11円 - 157.43円


(山下)
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