東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下げ幅拡大

 7日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ幅拡大。17時時点では143.23円と15時時点(143.55円)と比べて32銭程度のドル安水準だった。昨日の欧州時間では米金利上昇にもかかわらず、ドル円の上値が限られたこともあり欧州勢も売りから参入した。欧州株安を嫌気したクロス円の売りも重しとなり、日通し高値から1円超の下げ幅となる143.14円まで弱含んだ。

 ユーロドルは小幅安。17時時点では1.0875ドルと15時時点(1.0887ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。欧州株安や、ユーロ円の売りが重しになり小幅ながら下値を広げている。

 ユーロ円は弱含み。17時時点では155.77円と15時時点(156.29円)と比べて52銭程度のユーロ安水準だった。欧州株が軟調に始まるとユーロ円も上値が重くなり、17時過ぎには155.61円まで弱含んだ。また、豪ドル円は94.87円、NZドル円は88.29円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.14円 - 144.20円
ユーロドル:1.0870ドル - 1.0898ドル
ユーロ円:155.61円 - 156.93円


(松井)
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