東京外国為替市場概況・12時 豪ドル、下落一服

 26日の東京外国為替市場で豪ドルは下落が一服。豪4-6月消費者物価指数(CPI)が前年同期比+6.0%と予想+6.2%を下回ったことが分かると、対ドルで0.6731ドル、対円で94.96円まで下げ足を速めた。ただ一巡後はそれぞれ、0.6760ドル台と95.40円台まで下値を切り上げている。

 ドル円は強含み。12時時点では141.03円とニューヨーク市場の終値(140.90円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。東京仲値後も買い戻しの動きが続き、一時141.19円までじり高となった。

 ユーロ円は小動き。12時時点では155.78円とニューヨーク市場の終値(155.78円)とほぼ同水準だった。ユーロドルは弱含みに推移したものの、ドル円が強含みに推移したことで、155円台後半での小動きに終始した。

 ユーロドルは12時時点では1.1046ドルとニューヨーク市場の終値(1.1055ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが下げ渋ったことも重しとなり、一時1.1038ドルまで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.84円 - 141.19円
ユーロドル:1.1038ドル - 1.1058ドル
ユーロ円:155.65円 - 155.99円

(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。