東京外国為替市場概況・15時 ドル円、売り一服

 20日午後の東京外国為替市場でドル円は売りが一服。15時時点では149.08円と12時時点(149.01円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。東京時間の午後に入っても対人民元を中心にドル売りが進み、一時148.70円と10月11日以来の安値を更新した。ただ、その後は米10年債利回りが4.45%台まで再び上昇したことなどを支えに149.10円台まで下げ渋った。

 ユーロドルは伸び悩み。15時時点では1.0919ドルと12時時点(1.0922ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。ドル売りの流れに沿って13時過ぎに1.0936ドルまで上昇。もっとも、8月30日につけた直近高値の1.0945ドル手前では上値が重くなり、その後はやや伸び悩んだ。

 ユーロ円は15時時点では162.78円と12時時点(162.75円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円や日経平均株価の下落につれて一時162.52円まで弱含んだものの、15時前には162.80円台まで下値を切り上げた。


本日こまでの参考レンジ
ドル円:148.70円 - 149.99円
ユーロドル:1.0898ドル - 1.0936ドル
ユーロ円:162.52円 - 163.56円

(岩間)
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