今日の株式見通し=堅調か ダウ平均は8日続伸しドル円は145円台に到達

 東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は83ドル高の40752ドルで取引を終えた。決算を発表したマイクロソフトとメタが大きく上昇したことで、全体でも買いが優勢となった。終盤には値を消したものの3指数がそろって上昇し、ダウ平均とS&P500は8日続伸している。ドル円は足元145円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて295円高の36845円、ドル建てが365円高の36915円で取引を終えた。

 マイクロソフトとメタの上昇に関しては、東京市場ではきのうの時間外の動きで先んじて織り込んでいる。決算を発表したアップルとアマゾンが時間外で下落しており、日本のハイテク株への好影響は限られるだろう。それでも、米国株の上昇が続いている点は安心材料。ドル円の145円台乗せも日本株をサポートする。本日は米国で4月雇用統計が発表されるが、結果次第ではもう一段円安が進む可能性もある。連休前でも売りは手控えられ、高く始まって強い基調が続くと予想する。なお、日米で2回目の関税交渉が行われており、関連ニュースに振らされる可能性がある点には留意したい。日経平均の予想レンジは36550円-37050円。
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