東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 12日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では146.01円と12時時点(145.85円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。ベッセント米財務長官が本日ジュネーブ時間9時(※日本時間16時)に発表予定の米中貿易協議の合意内容や中国側が発表予定と述べていた米中共同声明などへの期待感から、146.13円前後まで強含みに推移した。

 ユーロドルは小安い。15時時点では1.1222ドルと12時時点(1.1228ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円でのドル高基調を受けて、1.12ドル台前半で上値が重い展開となった。

 ユーロ円は15時時点では163.86円と12時時点(163.76円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。一時マイナス圏に沈んだ日経平均株価が3桁高まで切り返したことなどで、163.91円前後まで強含みに推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.70円 - 146.28円
ユーロドル:1.1186ドル - 1.1244ドル
ユーロ円:163.36円 - 164.21円

(山下)
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