東京外国為替市場概況・10時 ドル円、軟調

 13日の東京外国為替市場でドル円は軟調。10時時点では147.81円とニューヨーク市場の終値(148.46円)と比べて65銭程度のドル安水準だった。昨日大幅上昇した後の持ち高調整に押される形でじり安で推移。時間外の米10年債利回りが4.44%台に低下したことも重しとなったほか、仲値公示に絡んだドル売りもあり、147.80円まで下値を広げた。

 ユーロ円も軟調。10時時点では164.13円とニューヨーク市場の終値(164.59円)と比べて46銭程度のユーロ安水準だった。日経平均は3万8000円の大台を回復して寄り付いた後も上げ幅を拡大したが反応は薄く、ドル円に連れて164.13円まで下押した。

 ユーロドルは小高い。10時時点では1.1104ドルとニューヨーク市場の終値(1.1087ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でのドル売りの影響を受け、1.1107ドルまで小幅高となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.80円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1107ドル
ユーロ円:164.13円 - 164.69円

(川畑)
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