オランダ連立政権が崩壊、スホーフ首相辞任へ 移民政策めぐる対立が引き金
オランダのスホーフ首相率いる4党連立政権が移民・難民政策をめぐる対立から崩壊した。極右・自由党(PVV)のウィルダース党首は、求めていた厳格な難民抑制策が受け入れられなかったとして連立からの離脱を表明。これによりスホーフ首相は辞任を発表し、政府は暫定体制に移行する。今後、議会で新たな多数派を模索するか、解散総選挙が行われる見通し。ウィルダース氏は「オランダを再びオランダに戻す」と強調し、移民問題への強硬姿勢を貫いている。ヨーロッパ各国でも右派の台頭が続いており、今後の政局の行方が注目されている。
(越後)
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