4日の主な要人発言(時間は日本時間)(1)

4日11:05 林官房長官
「関税交渉めぐる米通商代表部(USTR)の書簡、現時点で受け取っていない」

4日11:33 李・韓国新大統領
「実利的な外交を追求する」
「新しい政権は市場を重視」

4日15:22 トランプ米大統領
「中国国家主席とのディールは非常に困難」
「習主席のことは好きだが、交渉相手としてはタフだ」
5日00:12
「パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は今すぐ利下げすべき。彼は信じられない」
「ヨーロッパはすでに9回も利下げしている」
5日01:44
「プーチン露大統領と1時間15分話した」
「プーチン露大統領との会話は和平に結びつくものではない」

4日22:44 グリア米通商代表部(USTR)代表
「今回の会談はEUが米国と協力し、互恵的な貿易の具体的な道筋を見つけようという意思を示している」
「パリでのEUのセフチョビッチ通商担当との会談は非常に建設的だった」
「EUとの交渉は迅速に進展しており、貿易分野で前向きな対話が続いている」

4日22:49 カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「4月の金融政策報告書以降、米政権は様々な関税の増減を繰り返してきた」
「中国と米国は極めて高い関税を撤回し、多くの国と二国間貿易交渉を開始した」
「しかし、これらの交渉の結果は非常に不透明で、関税率は2025年初頭の水準をはるかに上回っており、新たな貿易措置の脅威も依然として存在。不確実性は依然として高いまま」
「世界経済はここ数カ月、底堅さを見せているが、これは関税を回避しようと一時的に経済活動が活発化したことを反映」
「4月の金融市場の混乱以降、リスク資産は概ね回復し、ボラティリティは低下しているが、市場は依然として米国の政策発表に敏感」
「カナダでは、第1四半期の経済成長率は2.2%と予想を若干上回ったが、GDP成長率の構成は概ね予想通り」
「第2四半期は輸出と在庫の強さが反転し、最終国内需要が低迷する中、経済は大幅に弱まると予想」
「最近の調査によると、家計は引き続き関税による物価上昇を予想しており、多くの企業は関税引き上げによるコストを転嫁する意向を示唆」
「中銀はインフレ圧力がどのように変化しているかを把握するため、これらの指標を注視していく」
「米関税をめぐる不確実性は依然として高く、カナダ経済は軟調ではあるものの急激な落ち込みはなく、最近のインフレ指標には予想外の堅調さが見られることから、理事会は、米国の貿易政策とその影響に関するさらなる情報が得られるまで、政策金利を据え置くことを決定した」
「景気減速によるインフレ下押し圧力と、コスト上昇によるインフレ上昇圧力の双方について、その時期と強さを引き続き評価しく」
「理事会は、カナダ経済が直面するリスクと不確実性に特に注意を払いながら、慎重に政策を進めていく」

※時間は日本時間


(中村)
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